東南アジア沿岸生態系の研究教育ネットワーク

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日本学術振興会研究拠点形成事業 B. アジア・アフリカ学術基盤形成型

Japan Society for the Promotion of Science: Core-to-Core Program

Research and Education Network on coastal ecosystems in SouthEast Asia

 

活動計画

合同セミナー

 参加研究者および研究分野相互の交流を促進す

る目的で、毎年1回、国を替えて国際セミナーを

開催し、研究成果を発表・論議する。同時に各国

コーディネータと研究グループリーダーの会合、

および研究グループごとの会合を開催し、研究グ

ループ内・グループ間の調整、事業全体の実施計

画等について検討する。

共同研究

 本事業では、沿岸環境、生物多様性、人為的汚

染を主要課題とし、これらに対応した研究グルー

プを各国参加者により構成し共同研究を実施す

る。環境要因と生物多様性、沿岸環境と赤潮・汚

染との関係等、分野横断的課題については適宜グ

ループ間の協力により取り組む。また、リモート

センシングや各種生物の分類、遺伝子解析等、先

端的手法や専門的知識・技術を要する課題につい

ては、各ブループの専門家による各国でのトレー

ニングコース、日本での個別研修、分析マニュア

ルやフィールドガイドの編集・出版等をつうじ

て、若手研究者の育成と知識の普及に努める。さ

らに、沿岸生態系の持続的利用を目的の一環とす

る他の事業と緊密に連携し、技術や人的資源の提

供と知見の共有を図る。

若手研究者の育成

 本申請課題においては、以下に示す多様な形態での若手研究者の育成を目指す。

1.生物多様性、汚染物質分析、リモートセンシング、ハビタットマッピング、遺伝子解析等の個別の

 分野を専門とする協力研究者が若手研究者を受け入れ、また自ら相手国に出向き、野外調査、試料の

 分析・解析を共同で行うことにより、最先端の技術の修得を促進する。

2.特定の生態系に関する調査に若手研究者を積極的に参加させ、有機的に組織された共同研究の実施

 を通じて、国際的、学際的な枠組みで活動できる人材を育成する。沿岸生態系の現状と動態を明らか

 にするには、上記1で示した多角的な視点からの個別の研究を統合した取り組みが必須である。赤潮

 の発生や生物多様性の変化が、開発による生息場所の減少、気候変動、有機物、汚染物質などの流

 入、移動、および食物連鎖を経た生物への濃縮などとどのように関係しているか、その解明を目指し

 た共同研究をつうじて、沿岸生態系を総合的にとらえることのできる若手研究者を育成する。

3.上記1,2に示した多様な取り組みのなかで、研究者間で活発な論議を行い共同で成果論文を作成

 することで、高度な研究成果とりまとめの能力を備えた若手研究者を育成する。

4.若手研究者を国際セミナーに積極的に参加させ、広い視野と自立的な研究能力をもつ研究者を育て

 る。

活動計画