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東南アジア沿岸生態系の研究教育ネットワーク

Research and Education Network on coastal ecosystems in SouthEast Asia

日本学術振興会研究拠点形成事業 B. アジア・アフリカ学術基盤形成型

Japan Society for the Promotion of Science: Core-to-Core Program

 

連絡先

担当事務:東京大学大気海洋研究所 国際研究推進チーム

 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 電話:04-7136-6014 FAX:04-7136-6039 e-mail:iarp@aori.u-tokyo.ac.jp


事務局担当:東京大学大気海洋研究所 国際連携研究センター 西田周平

 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 電話:04-7136-6368 e-mail:nishida@aori.u-tokyo.ac.jp

 

 東南アジア海域はサンゴ礁、マングローブをはじめとする多様な沿岸生態系のほか、水深4000 mを超える半

閉鎖的な海盆を含み、世界の海洋の中で最も種多様性が高いことで知られる。また豊かで多様な水産資源の供給

源として、約6億人の人口を擁する沿岸諸国の経済や国民生活にとっても重要な場である。一方この海域では陸

域からの汚染物質の流入負荷や漁業・リゾート開発等の人間活動にくわえ、地球規模の気候変動の影響による深

刻な沿岸環境の悪化が進んでいる。

 2001~2010年度に実施された日本学術振興会の多国間拠点大学交流事業「沿岸海洋科学」と、これに続くア

ジア研究教育拠点事業「東南アジアにおける沿岸海洋学の研究教育ネットワーク構築」(2011~2015年度)

は、我が国と東南アジア五ヵ国の協力によりこれらの問題に取り組み、この海域における沿岸生態系の現状と動

態について多くの成果を得てきた。また、15年間におよぶ交流事業によりこの海域の海洋科学に関する知見を

統合する学際的な研究・教育体制が形成されつつあり、若手研究者も育ってきている。

 本事業では、これまでの事業をつうじて構築してきたネットワークを基盤として、日本と東南アジア5カ国に

より、沿岸環境(物理過程)、生物多様性、および人為的汚染を対象とした共同研究を実施し、沿岸生態系の保

全と持続的利用に資するとともに、若手研究者の共同研究への参加とセミナー、トレーニングコースの開催をつ

うじ、次世代を担う研究者の育成を目指す。